そして今回5月に東海地区で公演を行うジョー・パワーズ Joe Powers。2005年にドイツで行われた世界チャンピオンシップで優勝、その年に「ワールド・オブ・ソングス」という世界の名曲集のアルバムをルイス・チャイルズとの共同名義で発売。ソロとしては2007年にブエノスアイレスで録音した「アモール・デ・タンゴ」が最初のアルバムとなる。これはニコラス・レデスマ(ピアノ)、ラウル・ルッツイ(ギター)、オラシオ・カバルコス(コントラバス)というすごいメンバーをしたがえたアルバムだ。その後鈴木ハーモニカを愛用していることもあり、たびたび来日するようになり、ニコラス・レデスマの高弟でもある青木菜穂子(ピアノ)との共演も2008年から始まり、2015年にはデュオのアルバム「Jacaranda en flor」を発表している。アメリカ人でありながらアルゼンチン・タンゴをこよなく愛しているハーモニカ奏者だ。 https://www.youtube.com/watch?v=pzUm5JgNlvk (日本で谷口楽器によった際に「ロス・マレアドス」をソロで演奏している映像) https://www.youtube.com/watch?v=3D_wAoEu8ZM (青木菜穂子とのデュオによるタンゴ「ミ・ドロール」)