Cafe de Panchito blog

西村秀人によるアルゼンチン、ウルグアイほかラテンアメリカ音楽について
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アルゼンチン・ラジオ番組(10月1日) 放送曲目

9月30日深夜(日本では10月1日昼)に生出演したアルゼンチンのラジオ番組、FM 2x4のAYER HOY ERA MAÑANAで選んで放送した曲目の一覧です。ウルグアイのタンゴの特集ですが、残念ながらアルゼンチンにも日本にも入っていないCDも多いので、参考までにジャケットも挙げておきます。

(1) Vieja viola (Humberto Correa-Frías) – ALFREDO ZITARROSA
ウルグアイ・フォルクローレの語り部、アルフレド・シタローサが生涯発表したアルバムの中にタンゴは1曲もありませんでしたが、死後発売された未発表録音の中には数曲のタンゴが含まれていました。その中からウルグアイの吟遊詩人ウンベルト・コレアの名作を選びました。アルゼンチンでも発売された8枚シリーズの未発表曲集からです。
(2) Nochero soy (Oscar Herrero) – CESAR ZAGNOLI Y SU TRIO
ウルグアイ・タンゴ界の巨匠、セサル・サニョーリのトリオによる1971年のライヴ録音。ウルグアイの現代タンゴ鑑賞団体「クルブ・デ・ラ・グアルディア・ヌエバ」のコンサート録音を復刻した貴重なアルバムからの選曲。

Alfredo Zitarrosa CD72 050El tango del club de la guardia nueva CD 72 024

(3) Jugando con el tango (Edgardo Pedroza) – PUGLIA=PEDROZA Y SU ORQUESTA
 ウルグアイのフランチーニ=ポンティエルと呼びたい双頭楽団、ピアノのホセ・プグリアとバンドネオンのエドガルド・ペドローサ率いる名楽団のモダン・タンゴ。1959年の録音。残念ながらペドローサは2000年に、プグリアは2009年に亡くなっています。
(4) Noches del Odeon (Edelmiro Toto D’Amario) – TOTO D’AMARIO Y SU OCTETO
 先日モンテビデオで参加した国際コロキアムのコンサートでもアルバロ・アゴピアン六重奏団が演奏していたトト・ダマリオの名曲。トト・ダマリオはアンヘル・バルガスの伴奏者としても著名なラプラタ出身のバンドネオン奏者で、後年長くモンテビデオで活躍、特に編曲面に大きな交易を残した。ピアソラの1950年代の作品の影響も感じさせるモダン・タンゴの名品。このアルバムはトト・ダマリオ本人から私がもらったCDで、ラプラタ大学のバックアップにより、ラプラタの演奏家4人とモンテビデオの演奏家4人の構成で隠れた名曲を演奏したアルバム。関係者に配布されただけという貴重品です。

Puglia Pedroza Sres CD72 034Toto Damario 8to CD72 028

(5) Milonga casi candombe (Horacio Salgán) – ORQ:FILARMONICA DE MONTEVIDEO
 オラシオ・サルガンの知られざる作品をモンテビデオ市立フィルハーモニーが、バンドネオンにダニエル・ビネリ、ピアノにポリー・フェルマンを加えて演奏した録音。指揮はフェデリコ・ガルシア・ビヒルで、2003年の発表。
(6) Botija linda (Matos Rodríguez) – ORQUESTA LA CUMPARSITA
「ラ・クンパルシータ」の作者マトス・ロドリゲスを記念して編成された楽団によるファースト・アルバム(マトス・ロドリゲス作品集)からの選曲。古いファンにはオルケスタ・ティピカ・ビクトルの演奏でしられる珍しい曲。マトスは演奏家ではなかったので、演奏スタイルはフロリンド・サッソーネから拝借。

Orquestango CD72 029Orquesta Matos Rodriguez CD72 039

(7) Olvido (Luis Bernstein-Luis César Amadori) – LAGRIMA RIOS
映画「カフェ・デ・ロス・マエストロス」によってアルゼンチンでも脚光を浴びた「タンゴの黒真珠」と呼ばれたウルグアイの名歌手、ラグリマ・リオスが1972年に残した最高傑作アルバムの復刻盤から。ラグリマの生涯最高の演唱だと思います。これまた素晴らしいギター伴奏はイラリオ・ペレスのグループ。
(8) El último organito (Homero y Acho Manzi) – GUSTAVO NOCETTI con FERNANDO CABRERA
2002年、43歳の若さで自動車事故で世を去ったグスタボ・ノチェッティが、1986年に録音しながら生前は発売されなかったアルバムから。ウルグアイ・コンテンポラリーの雄、フェルナンド・カブレラがギターとアレンジで参加している異色の内容で、タンゴの名曲に独特の雰囲気を盛り込んでいる。

Lagrima Rios Perla CD72 035Gustavo Nocetti Cabrera CD72 038

(9) Pa’César (Mario Núñez) – CUARTETO RICACOSA
 現在モンテビデオで高い人気を誇る若手ギター4人組クアルテート・リカコサの2枚目のアルバムから。惜しまれつつ2011年に世を去ったウルグアイのベテラン・ギタリスト、マリオ・ヌニェスが名匠セサル・サニョーリに捧げて作った作品を演奏している。ちょこっとだけバンドネオンが顔を出すが、ほとんどギター・アンサンブル。今回のコロキアムのコンサートにもリカコサは登場、この曲も演奏していた。
(10) El pretencioso (Alfredo Eusebio Gobbi) – GOT@N.UY
 放送当日の朝にモンテビデオで買ってきたアルバム。ギターのパブロ・カンポラとピアノのゴンサロ・グラビーナのデュオ(ゴンサロにはエドゥアルド・マテオの作品をピアノ・ソロで演奏した秀作もある)。全曲ウルグアイ出身の作曲家のタンゴを集めたユニークなアルバムで、その中でも特に珍しい1曲を選んだ。1940年代に活躍した名バイオリニスト、アルフレド・ゴビの父にして、タンゴ創世期の名歌手だったアルフレド・エウセビオ・ゴビの作品。古典タンゴの楽しさを伝える演奏。

Cuarteto Ricacosa Cimarron CD72 025GotanUYy Tangos de Uruguay CD72 042

(11) Farfara (Julio Cobelli) – NESTOR VAZ TANGO TRIO
 モンテビデオの実力派バンドネオン奏者ネストル・バス、ギター名手のフリオ・コベリ、ウルグアイ内陸のフロリダ在住のコントラバス奏者コノ・カストロのトリオによるモダンなミロンガ。このネストル・バス・トリオのアルバムは日本に少量輸入されたことがあります(というか実は私が運んだのですが...)。以前に番組DJのイグナシオ・バルチャウスキーにこのアルバムをあげたことがあり、番組で何度も使っていたそうです。そしてイグナシオはネストル・バスのアルバムをプロデュースする予定があるとか。あげたかいがあったというものです。
(12) Sol periférico (Fernando Goicochea) – FERNANDO GOICOCHEA & NICOLAS MORA
 ジャズ畑やウルグアイのポピュラー歌手のバックをつとめ、グスタボ・ノチェッティの伴奏を長くつとめたピアニスト、フェルナンド・ゴイコチェアと、現在の来日中のマエストロ、ウーゴ・ファトルーソがその作品「ニコ・モラに捧ぐ」を献呈したバンドネオンの鬼才、ニコラス・モラのデュオによる2011年のアルバムから。アルゼンチンではあまり知られていない2人ながら、イグナシオとアンドレスの2人のDJには好評でした。今回のコロキアムでも演奏していました。

Nestor Vaz Trio CD72 043Goicochea Nico Mora CD72 032

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