Cafe de Panchito blog

西村秀人によるアルゼンチン、ウルグアイほかラテンアメリカ音楽について
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レオ・ミナックス LEO MINAX インタビュー 2

レオ・ミナックス・インタビュー : パート2
(2009年7月8日、名古屋)


DSC_8932-s.jpg
(右)は今回Leo Minax招へいをされたSambatownのゼジさん
foto por Masayo Tanimoto

(続き)ライヴではスペイン語でよく歌っているんだよ。初めからスペイン語で作詞することもよく
やっている。私にとって2つの言語で音楽を作ることはとてもいい訓練になっていると思う。
今回のアルバムでは含まれていないけど、いずれスペイン語でのアルバムを、と思っている。

* スペインではいろんなアーティストとの共演する機会がありますが?

-う~ん。ラテンアメリカよりスペインのアーティストが多いかな...ライヴであまり共演する機会
はないが、録音ではいろいろゲストに来てもらっている。フェルナンダ・カブラルとか、あとあの...
二晩寝てないから名前が出てこないなあ...
(訳注 このインタビューは日本到着数時間後に行ったものです)。
彼女は子供のための音楽のアルバムを作ったところで、私と共作した作品が含まれているんだ。
まだ出来上がった音を聞いていないんだけどね... 
あ、名前思い出した。バネッサ・ボルハギアンだ。マドリードに住んでいるサンパウロ出身のアー
ティストだ。彼女の子供向けのアルバムは素晴らしいと思う。
そうだ、日本語とスペイン語とポルトガル語で子供向けのアルバムを作ったらすばらしいと思うん
だけど、どう? 
子供向けのアルバムは必ずしも子供が聞くだけじゃなくて、子供の親たちにも聞いてもらうわけ
だしね。
あと、マドリードに住んでいるウルグアイ人のパブロ・シュートのアルバムにも参加したね。
ダニエル・ドレクスレルのコンサートで共演したこともあったな。マドリードにいるフラビア・エネの
アルバムにも5曲を提供したし...

* マドリードではどんな場所で演奏しているんですか?

-マドリードでは夜さまざまな形で音楽が提供されている。でも奇妙なことにブラジル音楽・南米
音楽をやっている場所は非常に少ない。私がライヴをやり始めた頃、昼間は練習していたし、移動
とかがあって、夜に演奏することが多かった。
マドリードに「オバ・オバ」というブラジル音楽のクラブがある。初めそこに出ていたんだけど、お客
さんは踊りに来る人ばかりなんだ。そこで私はサンバを演奏したんだけど、全然お客さんが乗って
こない。そこでミナスジェライスのバンド「スカンク」のレパートリーを演奏したらみんな踊りだした。(笑) 
これが私の「夜の最初の学校」だった。でもそこ以外には何もなかった。名古屋のカフェ・ドゥフィや
東京のプラッサ・オンゼのような場所はマドリードにはないんだよ。
そこでブラジル音楽専門の場所からは少し距離を置いて、カンタアウトール(シンガー・ソングライター)
の領域に進出することを決心したんだ。スペインで初めて聞いた名称だったんだけど「カンタアウトール」
という響きはとても魅力的だった。
スペインではカンタアウトールが出演する店は色々あって、それぞれの場所にお客さんもついている
んだよ。私はブラジル人のために演奏するのではなくて、スペインにいて、そこにいるすべての人に
向けて演奏することにしたんだ。
私はブラジル出身だから、たとえブラジル音楽の演奏をやめようとしても、ブラジル音楽から抜け出る
ことは出来ない。でもそれでいいのだと思う。
で、カンタアウトールの世界で活動することにした。この分野は他に比べて経済的に豊かではない
から、「カンタアウトールやってるの?」と眉をしかめられることもあったけどね。
マドリードに古くて小さいけどカンタアウトールにとってとても重要な場所が一つある。たしかホルヘ・
ドレクスレルの「ジュエベ」だったと思うけど、そのバルの従業員に対する謝辞があるはずだ。
カナリア諸島出身のペドロ・ゲーラやイスマエル・セラーノなどもこの「リベルター・オーチョ(Libertad 8)」
というバルからスタートしたんだ。すでに名声を得て劇場をいっぱいに出来るカンタアウトールでも、
時々この場所に戻ってくる。そんな店なんだ。

(訳注 このバーの写真:http://www.mapmagazine.com/madrid/Best-Bars-in-Madrid-Libertad-8/

そこで私もそこに出るようになった。「エル・ブオ・レアル(El Buho Real)」にも長いこと出演して、
いろいろなことを試したよ。さらにもう少し大きなバル「ガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)」とかにも
出るようになった。今月も1日に「ガリレオ」に出演してきたばかりだ。「スリスタン(Surist醇@n)」
という店にもアルバム「ステレオ13」を出した頃はよく出演していた。
ああ、ちょっと話しすぎているね。適当なところで止めてもらっていいからね。(笑)

* CDではバンドを率いてのスタイルですが、今回の日本ツアーではギターと歌のみですね? 
ヨーロッパでも一人でやることはよくあるんですか?


-もちろん。私はバンドと一緒に音楽をやるのは大好きだ。最近は作曲する時によりシンプルなもの
を指向するようになっているが、それはバンドと一緒に演奏することを考えているからだと思う。
実は初期のアルバムではその点ですごく苦労したんだ。もっと複雑な曲を作っていたので、バンドと
一緒にやろうとした時に大変だった。でも一人で演奏することも重要だ。私は曲を作るときは常に
ギターでやっているので、よりエッセンスに近い。バンドはいわばギターと歌のスタイルの拡大版
ともいえるわけだ。だから私には基本的にはギターと歌だけでもバンドでも同じなんだ。
例えば今回のツアー前に私は5月26日と7月1日にわりと大きなステージに出ている。26日の方は
バンドで出演して素晴らしい出来だった。バンドだと練習も必要だけど、その成果は大きい。でも
途中に2曲をソロで演奏した。そしたらあるお客さんが「レオ、ソロの方が私は好きだよ」だって。
それぞれ好みがあるからね。だからソロもバンドも並行して続けていこうと思う。それぞれの良さが
あるからね。スペイン語アルバムをもし作るとしたらたぶん今までのCDよりもシンプルなものにする
だろうな。ギターと歌にちょこっと楽器を加える程度でね。

DSC_9080-s.jpg
foto por Masayo Tanimoto
more fotos @Cafe Dufi de Nagoya

パート3に続く

(掲載内容および画像の無断掲載・転載を禁じます)
【 2009/07/11 (Sat) 】 LeoMinax | TB(-) | CM(-)
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